This Category : 環境問題
地球温暖化と水不足について私ができること
日本に住んでいたときは水不足を身近に感じることはありませんでした。
地球温暖化や世界的な水不足が問題であることは知っていても、個人としてできることがそれほどあるわけではなく、「きっと世界の優秀な人たちが何とかしてくれるよね。」なんて(すごい他力本願!)漠然と思っていました。
でも、アメリカに来てから周囲の友人が理系ばかりなせいもあり、地球温暖化と水不足の話がよく話題にのぼるようになりました。彼らは州内の自然と接する機会が多いので、水資源の減少を痛感しているようです。
ネブラスカにはPlatte川という川が動脈のように流れていて、Marshと呼ばれる湿地や沼、湖が草原地帯に美しく散在しています。それらは、野鳥にとっても最高の生息地です。
ところが、この水辺が毎年毎年消えていくというのです。地図を頼りに車を走らせ、たどり着いても焼け跡のような草地があるだけ。友人達が、去年はあった湖が消えたとも言います。大きな湖も少しづつ縮小。
約50年前のPlatte川の写真を見て驚きました。川幅数百メートルはあるかと思われ、まるでアマゾン川のよう。開拓者が船で航行したのが納得できます。現在のPlatte川は歩いて渡れる程の浅瀬、中州が多く、草がぼうぼうに生えていて、Sandhill Craneの休息場所を奪っています。水源の水量減少や、上流地域の人口増加、灌漑などが減少の理由とされています。原始の湿原のうち75%は農業やその他の目的で消滅したそうです。
乾燥した地域に広大なとうもろこし畑。
巨大なピボットと呼ばれる散水機で、大量の水を散布しますが、夏季の灼熱時にはかなりの水が地面にたどり着くまでに蒸発するように見えます。
最近は、エスノという石油に代わる代替燃料の原料にとうもろこしが使用され、この辺りにも工場を見かけます。エスノについて詳しく知りませんが、世界には飢えに苦しむ人がいるのに、水不足で食物価格が高騰しているのに、その食物を自動車の燃料にするなんて。。。。天罰が下りそうに感じるの私だけでしょうか。
映画もあるので、アル・ゴアさんの活動については皆さん良くご存知だと思いますが、私などには彼の話はとても啓発になります。
これはTED conferenceという会議での世界をリードする人たちの講和がwebで見られるサイトなのですが、おすすめです。http://www.ted.com/index.php/
EQ(エモーショナルインテリジェンス)の著書で有名なダニエル・ゴールマン氏の講和のなかでも次のように述べられていました(正確に聞き取ったか自信がありませんのでその点はご容赦!!)。
「IQが高ければEQも高いと言うことはない。Compassionとは例えば、コンピュータースクリーンから目を離して、相手の話をきちんと聞けると言うこと。例えば、そのTシャツを中国の工場で製造してるメーカーが汚水をどう処理しているか、インターネットで調べて環境を汚染していると思ったらそのTシャツを買わないこと(繊維産業の汚水はその地域の子供の白血病と因果関係があるとのこと)。そうやって人の痛みを感じ取れること。」
同じような趣旨の話をロバート・ベイツマン氏も、ジェーン・グダール女史もしておられました。「商品を手にとって、なぜそれがそんなに安いのか考えて見ましょう。遠く異国の地で生産された商品がそんなに安く手にできることがおかしいのです。その商品が環境を破壊する状況で生産されていないか、適正な報酬が払われているのかを考えて見てください。少しお金を出して、商品を選ぶことが環境保護にもつながるのですよ。」と。
アメリカに来る前は、漠然と環境への意識はアメリカのほうが進んでいるのではないかと思っていました。でも、例えばネブラスカの私の住んでいるアパートには棟毎に3m四方ぐらいの巨大なゴミ箱が2つ設置してあり、ゴミはすべて一緒です。それこそ小型の家具が投げ込まれていることもしばしば。もちろん生ごみもビンも缶もペットボトルも一緒。リサイクルサイトがあるにはあるのですが、遠いし、忙しい人達が手じかに利用できる感じではありません。
私も、だんだん慣れてきて、「ふーん。まあ楽だね。」とゴミを捨てていました。
家計を考えたら安い商品に手が伸びるのも当然だと思います。
「日本はなんでも過剰包装で贅沢な国だ!資源の無駄遣いだ!」と思っていましたが、実は日本の省資源努力度はかなり高く、エネルギー効率度は限界値に近づいているという記事を目にしました。そもそも、日本のCO2排出量は数%に満たないので、量的には最大の排出国に負うところが多いとも聞きますが、問題はもちろんそれだけではないようです。
私ができること、スーパーの袋を使わない、できるだけ化学製品を使わない、いらないものは買わない、食べ物を無駄にしない、綺麗なパッケージ楽しいけど手土産は風呂敷方式で持っていく、環境意識の高い人(政治家?)を支持する、情報に注意を払う、 などなど大したことはできませんが心がけて行きたいなと思うのです。
私が感じたことや考えたことはあくまでも私個人の理解の範囲なので、誤った記述もあるかもしれません。長い文章になってしまいましたが、前から書きたかったことなのでうれしいです。
読んでくださってありがとう!
地球温暖化や世界的な水不足が問題であることは知っていても、個人としてできることがそれほどあるわけではなく、「きっと世界の優秀な人たちが何とかしてくれるよね。」なんて(すごい他力本願!)漠然と思っていました。
でも、アメリカに来てから周囲の友人が理系ばかりなせいもあり、地球温暖化と水不足の話がよく話題にのぼるようになりました。彼らは州内の自然と接する機会が多いので、水資源の減少を痛感しているようです。
ネブラスカにはPlatte川という川が動脈のように流れていて、Marshと呼ばれる湿地や沼、湖が草原地帯に美しく散在しています。それらは、野鳥にとっても最高の生息地です。
ところが、この水辺が毎年毎年消えていくというのです。地図を頼りに車を走らせ、たどり着いても焼け跡のような草地があるだけ。友人達が、去年はあった湖が消えたとも言います。大きな湖も少しづつ縮小。
約50年前のPlatte川の写真を見て驚きました。川幅数百メートルはあるかと思われ、まるでアマゾン川のよう。開拓者が船で航行したのが納得できます。現在のPlatte川は歩いて渡れる程の浅瀬、中州が多く、草がぼうぼうに生えていて、Sandhill Craneの休息場所を奪っています。水源の水量減少や、上流地域の人口増加、灌漑などが減少の理由とされています。原始の湿原のうち75%は農業やその他の目的で消滅したそうです。
乾燥した地域に広大なとうもろこし畑。
巨大なピボットと呼ばれる散水機で、大量の水を散布しますが、夏季の灼熱時にはかなりの水が地面にたどり着くまでに蒸発するように見えます。
最近は、エスノという石油に代わる代替燃料の原料にとうもろこしが使用され、この辺りにも工場を見かけます。エスノについて詳しく知りませんが、世界には飢えに苦しむ人がいるのに、水不足で食物価格が高騰しているのに、その食物を自動車の燃料にするなんて。。。。天罰が下りそうに感じるの私だけでしょうか。
映画もあるので、アル・ゴアさんの活動については皆さん良くご存知だと思いますが、私などには彼の話はとても啓発になります。
これはTED conferenceという会議での世界をリードする人たちの講和がwebで見られるサイトなのですが、おすすめです。http://www.ted.com/index.php/
EQ(エモーショナルインテリジェンス)の著書で有名なダニエル・ゴールマン氏の講和のなかでも次のように述べられていました(正確に聞き取ったか自信がありませんのでその点はご容赦!!)。
「IQが高ければEQも高いと言うことはない。Compassionとは例えば、コンピュータースクリーンから目を離して、相手の話をきちんと聞けると言うこと。例えば、そのTシャツを中国の工場で製造してるメーカーが汚水をどう処理しているか、インターネットで調べて環境を汚染していると思ったらそのTシャツを買わないこと(繊維産業の汚水はその地域の子供の白血病と因果関係があるとのこと)。そうやって人の痛みを感じ取れること。」
同じような趣旨の話をロバート・ベイツマン氏も、ジェーン・グダール女史もしておられました。「商品を手にとって、なぜそれがそんなに安いのか考えて見ましょう。遠く異国の地で生産された商品がそんなに安く手にできることがおかしいのです。その商品が環境を破壊する状況で生産されていないか、適正な報酬が払われているのかを考えて見てください。少しお金を出して、商品を選ぶことが環境保護にもつながるのですよ。」と。
アメリカに来る前は、漠然と環境への意識はアメリカのほうが進んでいるのではないかと思っていました。でも、例えばネブラスカの私の住んでいるアパートには棟毎に3m四方ぐらいの巨大なゴミ箱が2つ設置してあり、ゴミはすべて一緒です。それこそ小型の家具が投げ込まれていることもしばしば。もちろん生ごみもビンも缶もペットボトルも一緒。リサイクルサイトがあるにはあるのですが、遠いし、忙しい人達が手じかに利用できる感じではありません。
私も、だんだん慣れてきて、「ふーん。まあ楽だね。」とゴミを捨てていました。
家計を考えたら安い商品に手が伸びるのも当然だと思います。
「日本はなんでも過剰包装で贅沢な国だ!資源の無駄遣いだ!」と思っていましたが、実は日本の省資源努力度はかなり高く、エネルギー効率度は限界値に近づいているという記事を目にしました。そもそも、日本のCO2排出量は数%に満たないので、量的には最大の排出国に負うところが多いとも聞きますが、問題はもちろんそれだけではないようです。
私ができること、スーパーの袋を使わない、できるだけ化学製品を使わない、いらないものは買わない、食べ物を無駄にしない、綺麗なパッケージ楽しいけど手土産は風呂敷方式で持っていく、環境意識の高い人(政治家?)を支持する、情報に注意を払う、 などなど大したことはできませんが心がけて行きたいなと思うのです。
私が感じたことや考えたことはあくまでも私個人の理解の範囲なので、誤った記述もあるかもしれません。長い文章になってしまいましたが、前から書きたかったことなのでうれしいです。
読んでくださってありがとう!
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