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幸福論

03 09, 2009
先週の初めから、新しい研修先に通いだした矢先にインフルエンザでダウンしました。
早速5日間もお休みをしてしまい、その他にもプレゼンの準備、レポートや手続きなどやらなければならないことが頭の中を巡りますが、体調が回復せず気持ちばかりが焦ります。

この研修施設は、私の状況を見かねた友人が間に入ってくれて即決したところ。ラッキーなことに規定の時間数がフルタイムで取得できて、職場は落ち着いた方が多く整然とした印象で、皆さん気遣いをしてくれてNurturingな雰囲気です。

昨年8月からほぼ7ヶ月間、同じ時期に研修を始めた他の学生はもう終盤なのに、私はやっと10分の1。研修先を探すのにも不利な思いをし最初の研修先では痛い目に合い、正直に言ってアメリカ人にも嫌気が絶頂感だったので、この研修施設は明るい光をもたらしてくれました。そして気合(だけ)が入りすぎたのかもしれません。

「このままオジャンになったらどうしよう。もし、もう来ないで欲しいって言われたら。」
「私ってなんてツイてないの。」

ベットから起き上がれないので、昔のことなどが色々と頭に浮かんできて、「一体、自分はそもそも何のためにアメリカまで来てこんな苦労をしているのだろう。自分って幸せなの?」と考えたりしてしまいました。

そんな小さい宇宙(私の頭)の幸福論を宜しければ続きでどうぞ。
m-styl77.gif

自分の歩んできた道を思い起こして、「やり直せるならあんな道は歩まないのに。随分人生を無駄にした。」と思ったり、「いやいや、そんな中でも幸せなことだって恵まれたことだって沢山あったはず。今だって感謝すべきことは沢山ある。私は物事の良い面が見られず自分で損をしている。」と思ったり。

一体どちらが本当なのでしょう。どちらも正しいのだと思います。

よく幸せかどうかはその人の見方感じ方によると言いますよね。コップに半分しか水がないと思う人(物事の悪い面しか見ない人)と、まだ半分残ってると思う人(物事の良い面を見る人)がいると言われますが、じゃあ何かの処置に200mlの水が必要で、100mlしか手に入らず、「残念ですが死に至ります」と言うことになればそれはそれでやっぱり不運なのじゃないかしら。避けられない、精神論だけでは論破できない不遇だってやっぱりあるわけで。

ここでなんとなく腑に落ちたのはMegiさんのおっしゃっていた「幸せになると心に決めた」という言葉です。私の勝手な解釈ですが、物事の良い面を見るように努めるのもそのため、幸福に向かってstriveする。今幸せでないと思うことがあるなら、それを変えるように試行錯誤する。

幸せになると心に決める、これいいなと思いました。

「私は、冷たいアメリカ社会に自らやってきて、ハンディを背負ってる。そもそもいつもこういう道を選んでしまう。私って私って。。。」と考えていた時に、思い出したのは最初の研修先のサイコな女上司のことでした。

私がその研修施設を去った後、ほぼ全員のスタッフが彼女の元を去ったと聞きました。
私にとっては無給な上に履修単位の一部ですから、お金を払ってまでサイコと付き合う必要全くなしと即決したのですがが、彼らは正規の職員ですし、古参のスタッフも居ましたのでちょっと意外でした。

そして、改めて彼女がどれくらいひどかったかを考えながら、以前働いていた企業の上司達と較べてみました。ここで、日本人上司達の方がもっともっとずっと比較にならないくらいひどかった(笑)、と言うことにはたと気がついたのです。

当時はどの研修先にも取り合ってもらえないことや、その対応の横柄さに辟易し、アメリカ人は他人に対する尊敬と言うものが欠けていると憤懣やるかたなかった私ですが、彼らにとってのrespectとは個人を犯さないというboundaryを持ってするのかもしれません。それは冷たさにもつながるのでしょう。日本人は丁寧な態度を取ることが出来ても、ウチと見なす者に対して非常にintrusiveであり、組織内であったりするとそれが色濃く出てしまう。だから個人の尊厳を傷つけるようなことが容認されてしまうことがある。他者とのboundaryが曖昧なんですよね。

日本で働いていた時、私は少しずつ魂が蝕まれていくような気持ちが拭えませんでした。やはりそれは個人としての価値や尊厳に関する部分でした。だから、脱出すべくジャンプしたのですね。長い時間がかかりましたが、やっぱり幸せに向けてstriveしていたわけで、不運に甘んじていたわけじゃないと言えるかな(笑)。

だから、良い面を見れば私は着実に幸せになっていると言えるわけです。
それになんと言っても、一緒に居てくれる人が得られたわけですから。

その行為自体の良し悪しは私にはなんとも言えないのですが、サイコな女上司の元を去った同僚の人達も、少なくともその点においては幸せを選択しているわけで、人間として健康的な行動です。

さて、幸せの定義や何に幸せを見出すかについては人それぞれですが、spiritually inspiringな映画を見ましたので、(多分・汗)次回にご紹介したいと思います。

「Meaning of your life, 何のために生きるのか」を考えた時、「私」だけのegocentricな満足を渇望しても渇望に終わるかもしれないと言うことを考えさせられた映画でした。
-14 Comments
By Chaky03 10, 2009 - URLedit ]

インフルエンザの方は、もう大丈夫ですか?

私にとってタイムリーな話題でした。
アリスさんのブログは、物事だけでなく、精神面、内面的なことにも触れているのが、やはりとても魅力的で、参考になります。
spiritually inspiringな映画のお話も、楽しみにしていますよ♪

By ぶく03 10, 2009 - URLedit ]

風邪の病み上がり(特に熱が出た後)って体がすっきり爽やかに感じませんか?(私だけ?)
大丈夫ですかすっきりよくなりましたか?
実習大変でしょうが頑張ってくださいね!

幸福論・・・チルチルミチルの青い鳥とかを思い浮かべてしまいました。
私も日本にいるときは仕事や人間関係で血尿(失礼!)が出るくらいストレスがかかっていましたが・・・
新たな環境に飛び込むと・・・スイスでもストレス(行ったことを後悔)・・・さらにスウェーデンに来てからは、あまりに生活に張りが無くてストレス・・・どうしたいんだろう私?とこちらに着てからずっと自問自答して悶々としております。
本当に今の状況は神様仏様に感謝したいくらい恵まれたところにいるのですが・・・
そう思えるだけでも幸せですね。色々考えてたこととシンクロしていたためちょっとしつこい文章になってしまいました・・・

By rudy-love-11103 10, 2009 - URLedit ]

こんばんは☆

体調いかがですか?
具合が悪い時ってどうも精神的にも落ち込んでしまったりしますよね。
取りあえずは新しい研修先が見つかっておめでとうございます☆
今度は良さそうですね。

幸福論・・・同じ状況下でもやはりその人の考え方で違ってくるのでしょうね。
私は人生はバランスされていると考えているのですよ。
全ての人にとって良い事があり悪い事もあり、、結果的にはプラスマイナス0になるって。
だから何が自分にとって合ったライフスタイルなのか、幸せなのかって事ですよね。
それとバイオリズムがあって、落ち込む時にはズーんと落ち込む時期があり、、でもまた浮上します(笑)
幸せそうに見えても、全ての人々にやはり色々な苦悩や試練はあるのだと思いますし、、
だから、自分だけではないし、、腐らないという事でしょうか。
人の一生なんて地球の営みからみたら一瞬のものですよね。
だから後悔しないように生きなくちゃって思っています。

アリスさん、まだまだ若いのですもの~~
どんな人生を歩むかは自分が選ぶのですよ(*^_^*)

By ゆんこ03 12, 2009 - URLedit ]

お久しぶりです。
新しい研修先が見つかったとたん、インフルエンザですか。きっと疲れが一度に出たのでしょうね。
そういうときって考え方もマイナスに働いてしまうので、なるべく難しいことは考えないほうがいいと思います。

アドバイスができるほどのものはありませんが、私も↑rudyさんと同じです。山あれば谷ありです。だから成長するのだと思います。
それに傍からみて幸せそうにみえても、みんな何がしか問題を抱えているものです。

苦労をたくさんした人ほど、人間の深みがでます。アリスさんのこれからの人生に乾杯!です。

By Chakyさんへ03 12, 2009 - URLedit ]

ありがとうございます♪
Chakyさんにはいつも言いたいことを分かった頂いて嬉しいです。「ここ」と言うところがずれてしまうと話をしていても消化不良感が残りますが、Chakyさんとはずれることがありません。

By ぶくさんへ03 12, 2009 - URLedit ]

シンクロしてしまいましたか(笑)。
でも、ぶくさんのその気持ちすごくわかります。
外国で暮らして、多少なりとも現地の社会に入っていく場合、どんな人でも違和感や難しさを感じますよね。だからこそ、例えばアメリカでもコミュニティが大きい場合、同国人だけの社会が出来上がる。自国の文化、友人から日々得られていた自分に対する評価が得られなくなる喪失感というか。。。
そして、自分で幸せになろうと選んだ道なのに、昔の苦労を忘れて現状に文句を言ってしまう。
でも、それって人間だから。
逆に気持ちを押さえつけるのも不健康。
だから、幸せになるぞということを忘れなければ良いのかと(笑)

By ルディママさんへ03 12, 2009 - URLedit ]

私もまだまだ若いですが(笑)、ルディママさんもまだまだ若いです!
人生100年になるかもしれない時代、自分が何のために生きるのか、どういう人生を生きるのかは、良く生きるためにも大切かと。

どんな道を選んでも、幸せを見出せる人は見出せる。だから幸せでいようという心がけることは大切なんじゃないかなと思いました。

人には夫々に幸せも苦労がある。
例えばスーダンから難民としてきた女性達を見てみれば、彼らの体験したきたことを自分と比較することすら出来ません。でも、私達が、彼らを「不幸」というべきではないし、彼らは実際不幸ではない。プラスマイナスゼロになるだけでなくて、プラスマイナスプラスにしたいものです。それも自分本位な幸せだけを考えるのでなく。

By ゆんこさんへ03 12, 2009 - URLedit ]

ご心配頂いてすいません。
ゆんこさんのコメントはいつもdeterminingなアドバイスギビングがお上手ですね。
苦労話に聞こえたとしたら、やっぱり苦労してたと言うことかしら(笑)インフルエンザでダウンしていた間に今の自分の幸せに感謝したつもりだったのですが。。。

難しいことは考えないように。。。
うーん。考えるのは私にとってヒーリングだし、私の商売でもあるのでやめるのはムズカシイかも。。。

人生山あり谷ありですが、その先のともし火に何を掲げるのか、その道のりを歩く原動力を何にするのかというところだと思うんですよね。もちろんその日その日をたんたんとと言う生き方も素敵ですが♪

By yasukon03 14, 2009 - URLedit ]

インフルエンザは完全に治りましたか?
これからっていう時に大変でしたね。
落ち込んじゃったのですか?
アリスさんの幸福論 申し訳ないですがまだ読んでいませんのよ~。ごめんなさいね。
ゆっくり読ませていただきたいので 今夜はやめておきます。 
今 私の小さな宇宙 疲れて働いていないようです~~(>_<)
ご無理されませんように・・・。

By yasukonさんへ03 14, 2009 - URL [ edit ]

yasukonさんこそ、お疲れのご様子ですね。
そんな時には、私のウンチクなど飛ばしてください(笑)
書いてすっきりな私です。

幸福論なので、幸福であり、今の幸せに感謝していると言うことを書きたかったのですが、くどいのか文章力がないのか(ひー)、そう解釈していただけないらしく、反省しています。

By Megi03 16, 2009 - URLedit ]

お~、私の記事をリンクしてくださっている!
どうもありがとう~!!!

「幸福論」に関しては、私もとっても興味があります。
どんな時に人間は幸福と感じ、どんな時に不幸と感じるのか。
私も色々勉強していますが、やはり最終的には、自分の身の回りで起きる出来事を、「自分が」どう捉えるかですよね。
「こうであれば幸福」という絶対的な共通項の幸福があるのではなく、どんな状況にあっても、そこから自分がどれだけ多くの幸福の種を見つけられるか、どれだけ感謝の想いを持つことができるか、これにかかっているのではないかと思います。
足りない部分を見つめるのではなく、与えられているものに目を向けると、本当に多くの愛が自分に注がれていることに気がつきます。
これこそが幸せの瞬間ではないかと思っています。
全てはまず、「自分の心から」ではないかと、私は思っています。

>良い面を見れば私は着実に幸せになっていると言えるわけです。
それになんと言っても、一緒に居てくれる人が得られたわけですから。

この部分には、100%同感しましたよ^^
アリスさん、だって、すごく愛されているもの~^^

By yasukon03 16, 2009 - URLedit ]

少し頭の回転が良くなったかと思って 読ませてもらいました(^^♪
でも難しかったですよ・・・トホホ(-_-;)
でもおっしゃってる通り アリスさんに付き添ってくれる人がおられるのは幸せです♪
そこだけはよ~~く分かりましたよ(爆)
小さな幸せ 積み重ねていってくださいね。

もう少し頭の体操しなくては・・・(>_<)

By Megiさんへ03 17, 2009 - URL [ edit ]

こちらこそ、ありがとうございました。
Megiさんの「幸せになると決めた」と言う言葉が頭に残っていました。
若い時はメディアが取り上げるような「こうであるのが良い」と言うような姿を共通の幸福のように考えたころもありましたし、親が「良い大学を出て良い会社に就職できれば人生が保障されるから」と言ったような典型的な戦後の世代だったこともあり、自分がしたいことをするにはどうすればよいのか分からない時期もありました。
でも、特に日本を一歩出ることで、幸せとは何かに対する考えもまた変わったように思います。
足りない部分に目を向けるのではなく、与えられた部分に感謝すると言うことを頭で分からない人は居ないと思うのです。わかっていても、そうできず、または圧倒的な苦難の元に苦しんでいる人が沢山いる。それが現実だと思います。
自分だけを軸に考えるのではなく、それをさらに一歩階段を上った人たちが次記事の女性達のような人たちだと思うのです。

By yasukonさん03 17, 2009 - URL [ edit ]

読んでくださってありがとうございますm(__)m
そんなに難しいことは書いていないはずなので、それはきっと私の文章力のなさです!
難しい内容だとしたら、分かりやすく書ける人が頭の良い人です。

あと、やっぱり自分の言いたいことをストレートに書けない時、微妙に持って回った書き方をしてしまったりするので、分かりにくくしているのかもしれません。。。

コメント参考になりました(^^)

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