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アメリカビザの仕組み

03 02, 2010
ビザの情報を色々見ていて気がついたことがあります。

私はOPTの身分ですが、このOPTには追加された特別枠があります。
それはSTEMと言う枠。
STEMとはScience,Technology,Engineering,Mathmaticsの略(確か)。1年半のOPTが可能です。

何のため?

これらの学生を欲しい会社が、発行数に制限のある就労ビザを申請できるようにとの特別措置です。
業界からの嘆願があったようですね。
この分野で活躍できるアメリカ人学生が激減しているためです。

欲しい移民だけをより分けるうまいやり方ですね。
このほか、不足している医師や看護婦などには優遇枠があります。

逆に、メキシコなどから違法に入国しアメリカに長期滞留している人たちに対する規制は、徐々に確実に厳しくなっています。たとえアメリカ市民と結婚していようと、彼らが永住権や市民権を持つ道は閉ざされています。

違法な低賃金で使えるだけ使ったブルーカラー層は、老後の面倒を見る必要がないように追い払うと言ったところでしょうか。

なんだか、会社の経営みたいだなと思いました。

でも、こういう会社経営の仕方ってどうなんでしょう。
自由と移民の国とは耳障りのいいフレーズに過ぎず、クイックフィクスと実利主義をまさに体現してるよなぁと思いました。

根拠のない私の勝手なつぶやきですから、言っていることがおかしいと思われた方は、ただ素通りでオネガイシマス(笑)。

アメリカを目指す人は、得られる報酬の可能性に惹かれる人も多いでしょう。特に経済格差のある地域の人たちにとっては、まさにアメリカンドリームかもしれませんね。彼らの夢を体現する高額な報酬。

しかし、世界各地の優秀な人材を魅了するためには、その支払能力を維持しなければなりません。

年々高騰する医療費、高額な医師達の報酬、医療保険の高騰。
よその頭脳を拝借せざるを得ない人たちは、どこかでだれかがその対価を払っているのでは?
だれかってだれでしょうね。

お金を払えなくなったアメリカに来たいと思う人、来てくれる人はいるのでしょうか。
金銭的な魅力以外、ここに何があるのでしょう(自然はあります)。

数十年先とは言いませんが、世界地図がどう変わっているか誰にもわからないと思います。
今、急速に発展を遂げている国々が、成長しバランスが取れたとき、あえて魅力のない外国に居を移す人がいるでしょうか。私の出会う外国人の人々は、私などとは比べ物にならないほど、自国の文化と母国を誇りを持っていて、アメリカ自体に興味など全くありません。

日本は食糧の自給自足を考えないといけないようですが、同様にアメリカは英知の自給自足を考えてみてはいかがかと思います。結局は自国民の底上げをすることが将来の安定につながるといえるかもしれません。この場合の英知は人間としての知も含むように思います。

ある方の文章を読んでいて、厳しい社会状況の中、子供は「冷静さ」を学び、その冷静さは「冷徹さ」に変わり、そして「冷酷さ」を身につけるのだと書いておられました。

アメリカ人の冷たいあり方は、この辺りに原因があるのかもしれないと、ふと思いました。他人の不遇な状況を見慣れてしまうと、1gでも自分に負担がかかることは、相手が死のうが生きようが、はっきりと断れるのです。ここでは、温情という考え方を忘れてしまいそうになります。

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-8 Comments
By Hiromi03 02, 2010 - URLedit ]

>自国の文化と母国を誇りを持っていて、アメリカ自体に興味など全くありません。

これまったくその通りで、私の出会った外国人もそうでした。
日本では特に英語圏への憧れが強く、その流れで留学や旅行につながることが一般的ですよね。
(私もその中の一人でしたが)
でも他国の外国人はシビアで、生きるため、より良い生活をするため、もしくはそのためのアメリカンドリームを果たすため、といった理由が主なので、私のかつての思いとはかけ離れているなと感じた記憶があります。

アメリカという国は本当にはっきりしていますよね。
厳しいと思います。
所詮ここで大学を卒業しても、アメリカ人と結婚(このステップも厳しいけど)などの理由がない限り退去。
役に立つ人だけ残すような決まりも、聞くだけでぞっとします。
一見フレンドリーに見えたり、優しくしても、結局は自己満足だったりして?
時々人間不信に陥りそうになる今日この頃…

By loco03 02, 2010 - URLedit ]

私もアメリカに住みたくて住んでいるというより、「夫がアメリカ人でアメリカで仕事を持っているから」住んでいるので、何に対しても「日本だったらこうはならない…」という比較ばかりしている私の発言に夫は耳タコになっていると思います。実際アメリカに住んでみて思うことは、Hiromiさんも書かれてる「過剰なフレンドリーの裏のうっす~いつながり」にはもううんざりですが、その一方、チャリティーだとか、ボランティアだとか、そういうのに熱を入れているアメリカ人も多く見ます。この落差って何なんだろう?とたまに疑問を感じます。両極端すぎないか?と。「人のために尽くしている私ってすごいでしょ?」という自己満足なのか、本当に人を助けたくてそうしてるのか、混乱します。アメリカで不便なことはたくさん感じて生活していますが、きっと日本に帰ったら帰ったでまた別の問題を抱えるんだろうなと思うと、なんとなくどっこいどっこいかな、とも思う今日この頃… です。
でも、なるべく悲観視せずに生活するよう心がけていこうと思います。アリスさん、早くビザの問題解決するといいですね。ユタからコロラドまたいで念力送ります。

By Hiromiさんへ03 02, 2010 - URLedit ]

外国への憧れが強いことは悪いことだと思わないんですよ。
逆に、自分に子供がいたら、また他の子供達にしても、ここにいるアメリカ人みたいにパトリオティックで外に興味がないような人間に育って欲しくないと思います。
他国の文化に興味を持って、良い関係を築くことは個人にとっても国にとっても大切ですよね。

でも、アメリカは実利主義の国で、そういうメンタリティを持ち合わせているのか疑問です。相互理解というよりも、利益になるかならないか、日本に対する姿勢に表れていると思います。

私もね、今までも、愚痴はこぼしても、「人間なんだから、誠意を持って接すれば通じるはず」という気持ちで来たし、日本人に接するように接してきたつもりです。今もそれを忘れてはいけないとは思っています。

でもね、返ってくることはありません。

研修先も、事情を話して頭を下げているんですが、あっさりしたものですよ。無料のボランティアの一人や二人、ぼさっと置いておいたって別に損するわけじゃないじゃないですか。私だったら、引き受けますよ。でもね~彼らは断るんです、面倒くさいんですよ。意地悪とかではないと思うんですが、自分の手間は絶対にかけないんですね。これはどんなに親しい間柄でも自分の保身を確保するという姿勢は徹底してると思います。日本人にもこういう人いますよね。例えば上手に立ち入るのを避けるとかね。外国暮らしが長くなると自分もいつかそうなっちゃうんでしょうかね。淋しいですね。

表面的な付き合いをしているだけなら「フレンドリー」で終わるから、だから表面的な付き合いを好むんでしょうかね。

By locoさんへ03 02, 2010 - URLedit ]

ありがとうございます。
念力受け止めさせていただきます!
そろそろ、愚痴るのは止めないといけませんね(汗)。
ほんと、「うっす~い」つながりよーくわかります。他人に対して、心配にしても何にしても、表現だけは大げさだけど、本気で情をかける人いないですよね。

だから、彼らも淋しい人多いですよね。

私も、「同じ人間なんだから」と真剣にお願いをしても、「あなたは一人で大丈夫よ~素晴らしい能力を持ってるから~」と海老みたいにうしろずさり。こういうフレーズ(言い訳?誉め逃げ?)私も聞きあきました。

あの、チャリティとかボランティアとか私も不思議でたまりません。
あれだけ、金金って金を払わなきゃ~動かない人たちなのに。あれは真の善意は少ないのだと思います。仰るように、周りに対するアピールや、自分の履歴や、淋しさを紛らわすためや、人と出会いたいなどなど。教会に行く人も、友達探しが多いです。友達探してないで道徳をしっかり学んで欲しいものです。

By るぅ03 03, 2010 - URLedit ]

アリスさん
アメリカのことは本当に良く知らないのですが、やはり潜在的に「大きい、成功したら稼げる」のイメージが強いです。
今日本語を教えているセルビア人の女の子のお母さんは大学教授ですが、いづれはアメリカで仕事をする予定のようです。数年前同居していたセルビア人女性もカナダに行ってしまいました。特にセルビアからチェコに来る人は「チェコは西へのワンステップ」という思想が強く、チェコに留まるつもりはない、チェコ人をバカにしたまま大陸を目指す、が典型のようです。
今後アメリカがどんな国になるのかは、ちっぽけな私には想像もつきませんが、今のところ多大な魅力を世界に発信しているのは事実のようです。

By るぅさんへ03 03, 2010 - URL [ edit ]

なるほど、考えさせられました。
アメリカはそういう国なのですよね。それに、やはりどこの国と比較するかの問題なのですよね。以前に飛行機で隣になったバングラディシュ出身の脳神経外科医に、「日本みたいに良い国からどうしてアメリカに行く必要があるの?」と聞かれたことを思い出しました。

そのセルビア人親子も、市民権を取ればアメリカ人ですから、そうやって外から来た優秀な人たちがこの国を支えて、入れ替えが進めば、将来はもっと良い国になるかもしれない。White Privilegeなどといって、それだけで社会生活を享受できていた層や、保護に甘えている人たちは淘汰されていくのかもしれません。

この大陸は、もともとアジア人種のものだったのだから。
将来の世界地図、楽しみです。

By ぶく03 03, 2010 - URLedit ]

以前の職場で人に対してsweetyとかloveとか、を連発しているワリにかなり冷たい対応しか出来ない同僚と働いていて心の中で、ちょっとゾワゾワしていたのですが、これは彼らの文化なのでしょう。
この経験から、軽やかにその様な言葉を出す人、親しげな人にはちょっと警戒してしまいます。(良く考えたら、日本人でもそう言う意地悪な人いますよね。存在する割合が違うでしょうが)

そういう人たちなんだ、と一線を心の中で引くしかありませんね。
人生色々経験ですね。

そういえば以前アメリカにいたとき、ヨーロッパなどで知られた理系の大学を出ていたら一発でビザがでる。という噂を聞いていましたが、本当だったのですね~

By ぶくさんへ03 04, 2010 - URLedit ]

確かに人によって差があって、比較的親切な人もいるんだけど、でも線の引き方がやっぱり日本人とは違うように感じました。どうしても表面的なもので終わってしまう。
彼らって、髪型とか服装とか挨拶代わりに誉めてくるじゃないですか、「ありがとう」って言ってこちらが何か言おうとすることには、もう自分の話題に変わっているか、注意がよそに行ってるんですよね。大げさに誉める人を観察していて、興味半分に同僚に、「ああいうのってアメリカ人的にはどう?」と聞いてみたら、「sincereじゃないのよ、私達」と言ってました。あーそうなんだよねと納得しました。彼らもわかってるし、あれはタダの挨拶と言うか習慣と言うか口癖と言うか。「Are you all right?」と聞くけど、その先は期待しないでくれって。

日本人は、あれをフレンドリーだと勘違いするんですよね。

今でも時々思い出す、高校のときの同級生がいるんですが、彼女は日本人には珍しくリップサービス多い子で、それこそ、アメリカ人みたいにあれこれいいながら皆によって行くんですが、「おべっかつかい。お世辞ばっかり。しらじらしい。」って言われて、クラスの嫌われ者になってしまいました。。。中身はすこーし意地悪な子だったし。

日本人も、同じ日本人なら、相手の本質を見抜きやすいけど、文化が違うとなかなか難しいですよね。

私も、外国人日本人を問わず、綺麗な誉め言葉や、優しい言葉で寄ってくる人には何度も痛い目にあっているので、用心するようになりました。第一印象って当てにならないことが多いです。

どこの国も理系不足なんですかね~理系に進んでおけばよかったなぁ。何であんなに苦手意識が強かったんだろう。。。

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北米アメリカ・ネブラスカな暮らしをいろいろ。チェコの人とのひぐらし。

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